ニートもお金が無ければ、食べて生きていけない生き物です。
しかしお金は基本的に仕事をしないと手に入りません。
けれどニートは働いていないからニートなのであって、そのお金はどこから出てくるのでしょうか。
考えられる事は二つあります。
まず一つは、自分で仕事もしくはアルバイトをして稼いだものの貯蓄で、もう一つは、親の懐から出たものや相続した遺産です。
他には宝くじなどで高額の賞金を手に入れた時です。
いずれにしても、働く必要もないほどのお金があるということです。
しかし、働かなければいずれはお金が尽きてしまいます。
その時には否が応でもニートから脱出せざるを得ません。
お金を稼ぐための始めの一歩
ニートでいると働くことの意義がどうしても見出せなかったり、何らかの理由で社会には出られないということが多いです。
そういうときは、小額でもお金を稼ぐことの楽しさを知ることができれば、状況は変わるのではないでしょうか。
なにも、いきなり就職する必要なんてありません。
就職には面接が付き物で、そういった人と面と向かって話すことに苦手意識を感じてしまうことが多いからです。
まずは、在宅で出来る内職でもいいです。
人と会わずにお金を稼ぐ手段を見つけて、次に短期のアルバイト、長期のアルバイトと続けて、最後に正社員を目指すという段階を踏んだほうがその人の精神的にも良いと思います。
もちろん正社員に比べれば、アルバイトで得られるお金は格段と低いものになります。
それでも少しでもお金を稼げるようになれば、その時はそれまでの自分とは違う人になります。
自分で稼げるお金が無いのとあるのでは、状況は天と地ほども異なります。
お金を自分で稼げると、自己肯定感が上がる
ニートはやらなければならないことが、なかなか出来ないことから自己肯定感が低くなりがちです。
しかし僅かでも収入を得ることで自信が付き、それと共に自己肯定感が上がります。
精神的に明るくなると、それは行動にも必ずと言っていいほど影響が出ます。
それが上記で示したようなステップアップに繋がります。
また、ニートの中には家に閉じこもりがちになる人もいますが、気分が晴れやかになると自然と外出の機会が増えます。
自分で自由に使えるお金があるならなおさらのことです。
未来に向かって
何事も小さなことからコツコツと。
これはニートが現状から脱出してお金を稼ぎ、新たな道を切り開いていく上での小さな、しかし大きな鍵になることは明らかです。
今現在ニートの方もそうでない方も、ここで記したことが少しでも役に立ってくれれば幸いです。
ニートや元ニートにお金をどうしていたのか聞いてみた
ニートにとってまったくお金が無いというのはとても辛いものです。
そこで現役ニートや元ニートの人々にお金をどうやってヤリクリしていたのか聞いてみました。
親に援助してもらい最低限のお金だけ使っていた
私が会社をクビになってニートになった当時、一人暮らしをしていました。
そのため貯蓄から月ごとに引かれる家賃と高熱費を含めた生活費で日に日に苦しくなり、最終的に親に援助してもらっていました。
当時のお金のやりくりは、少しでも一人で引きこもっていたい気持ちが強かったので、生活に必要最低限の物しか使っていませんでした。
いよいよ底が尽きそうになった時、両親に相談し実家に戻ったという流れです。
お小遣いやバイト代が尽きたら親に払ってもらっていた
ニートを始めてすぐの頃は、学生時代に貰ったお小遣いや貯めていたバイト代などを使っていました。
携帯料金は両親が就職活動は焦らなくていいから、見つかるまでは払ってくれるとのことで払ってもらっていました。
食費や光熱費などは実家の為かからず、実際に当時お金を使っていたのは友人と遊びに行くときだけでした。
貯めていたお金も底を尽きそうになった時に交通事故に遭い、10対0で保険金が下りたのでその保険金をやりくりしてニート生活をしていました。
1日限りの労働や親に寄生
ニ-トの場合、アルバイトもしくは正社員等ではないので、定期的にお金を稼ぐ方法を持っていません。
その為にお金をかけず暮らす事に専念するようになり、多くは自宅にこもるようになります。
外でバリバリ活躍しているニ-トというものはいません。
だから、パソコンでアフィリエイトをしたり、一日限りの肉体労働をしたりして、小銭を少しずつ稼ぐようなことをしている仲間が多いです。
あるいは親と同居して家に寄生して、時々お金をもらうということをしています。
維持費を計算して稼ぐ
私は病気を患っていたが、自己治療を終えてからお金について常に考えるようにしている。
例えば1000円前後の安い携帯プランに乗り換え維持費を計算するとかだ。
また、親のスネをかじれるならかじる。
とりあえず全体の支出を考えることが大事。
ニートなら時間はあるから親のいない時間に毎月どれくらい減ってるか計算して知ることが大切。
金は天下の回り者。
知る努力をしないのは違うから、正常な判断ができる状態が前提条件。
他には貰える物はありがとうと言って貰う。
維持費を調べること。
そこから逆算して稼ぐ目標額を決める。
働いていた時の貯金と月に1万円程度の収入
ニートになる前、働いてた時に忙しくてほとんどお金は使わなかったので、わずかですが貯金があり、それを切り崩してほしいものを買ったりしました。
生活費も最初は入れていたのですが、だんだん苦しくなってきて払えなくなり、完全に養ってもらっている状態になりました。
支えてもらって感謝しています。
お小遣いなどは当然ないので、貯金を切り崩して携帯代やたまにほしいものを買ったりしています。
あとは在宅ワークで月に1万円程度なんとか稼いでいる状態です。
自宅でお金を稼いでいる
私は少ないですが色々と収入があり、月収3~4万円のお金を稼いでいます。
在宅ワークで月1万円、さらに所有する一軒家の部屋を貸して固定資産税などを負担してもらって月1万円ほどです。
また、ソーシャルレンディングで事業資金貸付を行い月1万円の受取り利息を貰っています。
あとブログを書いて、月400円ほどのグーグルアドセンス収入があります。
もちろん、月3~4万円では何とか生活できるものの、家のメンテナンスができない状態です。
なので適応障害でも働けるアルバイトを探そうと思います。
粗大ゴミを修理して生計を立てていた
お金のやりくりですが、粗大ごみの家電を修理して出品し収益を得ていました。
その後にコレは商売になるのではないかと考え、粗大ごみを修理して出品する仕事をしながら、今度はネットで修理の依頼を受け修理をするという仕事も兼ねていつの間にかお店を経営していました。
その時に取得したのが中古品を扱う資格の他、電気関連の資格を取得したということです。
お金のやりくりは、家電の廃品を修理して格安で売り生計を立てていたということです。
貯金と単発バイトで食べていた
ニートになると直面する問題はお金の事ですね。
私は大きい金額ではありませんが貯金していたので、直ぐにお金がピンチに陥ることはありませんでした。
週2~3回単発的なアルバイトはやっていたので、切り詰めれば生活は何とかなりました。
最近はそれが表面化されていないのは、ネット収入など手段が増えたからかもしれません。
私がやっていたのは、インターネットなどの求人サイトから単発バイトです。
週3ペースでも、日給10,000円近くの仕事を見つければ、月10万円ちょいにはなるので一応食ってはいけるのです。
ですので、ニートが続くと抜けられなくなるのは、時間の自由度の大きさが理由にあると感じますね。
親からお小遣いを貰って生活していた
私は母親に毎月25,000円のお小遣いをもらって5年間ほど生きていました。
お金が足らない時には母親にお金をもらったりしていたので、本当に情けないほど辛い人生でした。
周りの友達や近所の若者は仕事をして自分で働きながらお金を稼いでいるのに、自分は子供みたいにお小遣いをもらっていたからです。
ほとんど貰ったお金はゲームのお金に使ってしまい、たまにタバコ代などでお金をもらっていました。
あまり多くのお金も使えず、本当に苦しいニート時代でした。
貯金を切り崩して節約しながら生活している
主に貯蓄を徐々に切り崩し、なるべく節約することを心掛けて生活しています。
もう少し経てば失業保険の給付が始まるので、当面はそれを元手に新しいスーツや靴を買って、髪も短く切って、就職活動に励んでいきたいと考えています。
現在の収入源は主に在宅ワークであり、業務をこなして僅かではありますがお金を稼いでいます。
しかし、就職が上手くいかなければ、フリーで稼いでいくだけでは厳しくなると思うので、その時はバイトをすることも検討しています。
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