ニートになってしまう理由をまとめてみた

ニート 理由

ニートになる理由は様々ですが、どういう要因が考えられるのか私がまとめていきます。

理由が分かればニートや無職から脱出するための糸口も見えてくるかもしれません。

こんな理由で皆ニートや無職になってしまう

人間関係のせい

どんな仕事をするにしてもある程度人間関係が発生します。

そうなると当然、何かを拍子に問題が起こり職場にいられなくなってしまう場合があります。

会社でもイジメにあったり除け者にされる事は普通にありますし、全ての人と良好な人間関係を築くのはとても難しい事です。

これは今ニートや無職の人ではなく、普通に働いている人でも同じ事がいえるでしょうし、経験もしていると思います。

学校卒業時に就職が決まらない

そもそも正社員の求人自体が少ない時期がある上、世界情勢によっても正社員になりづらい年代というのがどうしても発生してしまうという理由でニートになってしまう人も多いです。

好景気であれば、正社員になれる人でも不景気になるとそういうわけには行かなくなります。

これは明らかに不平等ではありますが、人間社会自体平等ではないので運が悪かったと諦めるしかありません。

また、いくら新卒は就職しやすいからといっても正社員を減らす流れが大きいですし、あっても誰もやりたがらないような仕事の場合が多いです。

なので、あまり選びすぎると当然新卒でも就職することはできません。

当然能力が高ければ良い会社の正社員になれるのは間違いないので全ては自己責任となります。

仕事がキツ過ぎる

いわゆるブラック企業であったり、あまりにも過酷な労働条件のもとで労働をしていた場合、体を壊したり欝になってしまうという理由でニートなる人も多いです。

日本人は頑張りすぎたり、仕事は辞めてはいけない物と考えすぎているのが原因なので、どこかで限界がくる前に対処しなくてはいけません。

政府や経営者達の意識が変わるか、労働者は逃げていいという意識を持たないと改善することはないでしょう。

コミュニケーション能力不足

他人と意思疎通が上手くいかなかったり、コミュニケーション能力が不足しているという理由でニートになってしまう人もいます。

普通の人は学生時代にたくさんの人と話をして会話術や人付き合いを磨きますが、避けようと思えばいくらでも避けられる物なので、そういう能力を磨かなかった人が社会にでると大変な事になるのは誰でもわかります。

学校の授業でコミュニケーションの授業というのがあってもいいほど、とても重要な要素なのは間違いないです。

能力不足

そもそも仕事というのは最低限の能力が無いとする事が出来ない物なのです。

勉強とか技術とかそういう以前に要領が悪かったり、頭が悪かったり、手先が不器用だったりなんでもいいですが、働くための能力が無いという理由でニートになる人もいます。

探せば誰でも出来る求人があるはずと思う人が多いですが、現代社会の正社員の求人は難易度が昔よりも上がっており、ある程度の能力が無いと正社員で働く事は難しいです。

アルバイトなどの非正規労働であればあるかもしれませんが、本当に能力が低い人というのは存在するのです。

むしろあまり能力の低すぎる人が労働すると社会的に効率が下がりますし、仕事によっては命に関わる物もあるので、そういう人は政府がめんどうを見た方が社会的にはいいのです。

経済的な困難

経済的な問題や雇用の不安定性は、ニートになる要因として大きい事があります。

経済的な困難により、適切な教育を受ける機会や適切な雇用を見つけることが難しくなる場合があります。

教育の問題

教育の不足や学業への不適応、学校や教育環境への不満などが、ニートになる理由となることがあります。

学校への不適応や学業の困難さにより、学校を中退してしまうケースもあります。

就労に関する問題

就労に関する問題もニートになる理由の一つです。

適切な職業訓練や技術を持たず求職活動がうまくいかない場合や、適切な雇用機会がない場合にニートになることがあります。

心理的な要因

心理的な要因もニートになる要因となることがあります。

うつ病、不安障害、自己価値感の低下など、心理的な問題がニート生活の理由となる場合があります。

これにより、モチベーションの低下や社会的な孤立感が生じることがあります。

家庭環境やサポートの不足

家庭環境やサポートの不足もニートになる要因となることがあります。

家庭内の問題や家族の経済的な困難、適切なケアやサポートの不足などがニートになる理由になることがあります。

社会的な圧力や適応の困難

社会的な圧力や適応の困難もニートになる理由として考えられます。

社会的な期待や役割に対する不安やプレッシャー、社会的なスキルやコミュニケーション能力の不足などがニートになる理由となる事があります。

ニート経験者の方々にニートになった理由を聞いてみた

人は何故ニートになるのか、その謎はニート経験者に聞けば解決するのではないか。

という事で実際にニート経験者の方々に聞いてみちゃいました。

この先どうしたら良いか分からなくなったから

理由は結局のところ悩み病みたいなものです。

中学くらいから悩みの途切れることがありませんでした。

感受性が強すぎて、どうでもいいことにとらわれてしまうのです。

極めつけは大学選びの失敗で自分の性格をどうにかしたく、大学生活で沢山の人に会って心の糧にしようと思っていたのに父の急病で進路が変わり、大学とは名ばかりの専門学校に通うことになってしまいました。

肝心の自分の性格をどうにかするという目的が果たせなかったのです。

それで、この先どうしたら良いか本当に分からなくなったし、自分の目的を押し通せなかった自分に腹が立ってどうしようもなくなりました。

人間関係が嫌になったから

私がニートになった理由は仕事を辞めた事がきっかけでした。

人間関係が嫌になり、自暴自棄になり仕事を辞めてから新しい仕事先を探そうと勢いで辞めてしまいました。

その後、なかなか自分の理想的な仕事先も見つからず、見つかっても自分の経験値が足りずに面接で落とされる事が続き、そうしているうちに何もしたくなくなり家にこもる様になりました。

毎日朝起きて夜寝るまで自分の部屋にこもってテレビを見たり寝たりする日々を続けていました。

社会についていけなかったから

ニートをしていた理由は1つではありません。

まずは社会についていけない事が大きな理由です。

本心では僕もニートなんかしないで世の中に出て働きたかったのです。

けれども一度社会から離脱してニートになってしまうとなかなかそこから抜け出す事は出来ません。

何度かニートを抜け出そうと思い企業の面接を受けた事がありますが、一度でも経歴にブランクがあると企業はなかなか受け入れてくれないものです。

そうした状況が長く続くと本当に抜け出せないスパイラルになります。

また、僕は少しコミュニティ障害があり、それもニートをしていた理由の1つです。

燃え尽き症候群

私がニートになった理由は、いわゆる「燃え尽き症候群」だったように思います。

学生時代からダンスをしていた私は、東京に上京し夢だったダンサーの夢を叶え、20代は本当に楽しく過ごせていました。

転機が訪れたのは30歳。

まわりが結婚や出産をしていく中、私はあまりにもダンスのことしか考えてこなかった。

そのダンスもいったん夢が叶った、あとはもう体力もスキルも落ちていくだけなんじゃないかという不安に駆られたこと。

そうしているうちに何もやる気がおきなくなる状態になってしまいました。

大学中退してバイトを辞めたから

コンビニのバイトをしながら大学に通っていたのですが、二回生を一年間ほぼ登校拒否状態になり、三回生には上がれるが卒業はストレートにはできないと先生に言われ、三回生を迎えることなく大学を中退してしまいました。

ニートになった理由はその時していたコンビニのバイトではお金を稼げないと思ったので、少し休んでから新しい就職先(バイト先)を探そうと思って、コンビニのバイトも大学中退と同じ時期に辞めてしまいました。

そして、完全なニートになってしまいました。

長時間労働で体を壊したから

ニートになった理由は、長時間残業で休みのないプログラマーの仕事で体を壊したためです。

もともと持病があって何度か休職をさせてもらってごまかしながら働いたのですが、結局自主都合退職することになりました。

そのあとも無理をしてきて病気が重くなった体はなかなかよくならず、親戚なども冷たく、かなり孤立に近い状態になり、結局ひきこもりながらニートをすることになりました。

またそのころは就職氷河期ということで会社を辞める人に対して冷たい世の中だったことも再起しづらかった理由だと思います。

いじめのせいで人間不信になったから

私は中学2年生の時にいじめが原因で不登校になってしまい、その後は中学卒業まで一度も登校することはなく、卒業後は通信制高校に行きました。

中学時代の経験で完全に人間不信になっていた私はどうしても集団に入ることができず、体育の授業に出れなかったので3年で卒業するつもりが5年くらい掛かってしまいました。

そんな状況だったので就職活動をする時に「卒業に5年も掛かったことがネックになる」「バイトもしてなかったし絶対に無理だ」という考えが生まれてしまい、最終的に就職活動はしないでアルバイトをしばらく続けてから改めて正社員を目指そうと思いました。

そのため卒業後にアルバイトを始めようとしたのですが、全く人間不信を克服してなかった私にはバイトの面接すら難易度が高くて、バイトに応募するまでには相当な時間が掛かりました。

それでも勇気を出してバイトに応募したのですが、残念ながら面接には落ちてしまいました。

私としてはかなり勇気を出したにも関わらず無理だったので、それで完全に心が折れてしまい、そこから何もできなくなってしまったのがニートになった理由です。

ストレスで病気になったから

ニートになった理由としては、仕事を首になってしまったことです。

僕は会社員としてとある企業に勤めておりました。

ところが面倒な人間関係やら、面倒で頭の悪い上司、話の通じない部下の板挟みになり、とてもストレスを抱えておりました。

そして、挙句の果ては「メニエール病」というものになり、強い嘔吐と眩暈に見舞われて退社・退職せざるを得ない状況に追い込まれてしまったのです。

せめてもの救いとしては、親が貯金してくれていたお金と自分の貯金、退職金等があったから少しの間ですが凌げました。

会社に騙されて過労とストレスで病気になったから

ニートになった理由は病気です。

失業中にある企業から管理職にならないかとスカウトされ、引っ越して転職しましたが、入社すると管理職ではなく短時間のパート、しかも最低賃金福利厚生一切無しというひどい条件で働かされました。

収入は数万円で生活できる額ではなく隙間時間にアルバイトをしましたが生活は苦しく、ストレスと過労で倒れて仕事が出来なくなりました。

幸いにして入院はしなくて済み、医者から病気が治るまでの間、実家で自宅療養するように言われました。

パワハラと職場環境のせい

私がニートになった理由は勤めていた会社の部長によるパワハラです。

入って二年目の自分に対して、1対1で話し合いと言いながら実際はクビをちらつかせながらの嫌味や罵倒。

また、労働環境もブラックとは言えずともかなりグレーゾーンで、休みは基本的に週1日、月の残業時間は50時間以上が当たり前、社内の雰囲気も悪く頻繁に人が辞めていくため人の入れ替わりも激しく非常に落ち着かない環境でした。

そういった環境が嫌になり突発的に退職。

しばらくは就職など絶対にしたくない、とニート生活に入ることになりました。

所属するのが合わなかったから

ニートになった理由は、どこかへ所属するということが肌に合わなかったからです。

言い換えると社会不適合者ということですね。

でも、現代では社会に適応なんかわざわざしなくても生きていけるので、むしろ好都合と思っています。

おかげで、自分は何が得意で、逆に何が嫌いなのか、どんな人間でどんな価値観を持っているかなど、自分を見る目を直す機会を与えてくれたと思います。

寝る時間や起きる時間、いつ食事をとるかなど当たり前のことを自分で決めることは大事です。

時間や人から開放されたくなったから

ニートになった理由は、仕事をしていて生きていくことの中で、働くことの重要さを忘れ、さらに時間や人から解放されたくなったから。

また、毎日同じことの繰り返しに飽き、転職することの不安やいろんなことから逃げたのだと思う。

働かなくてもいいじゃんという自己判断で仕事を辞めニートになり、ニートになってもそんなに苦しむこともないだろうという浅はかな考えで退職しニートになった。

ニートは自由な時間を楽しめるだろうと思っていたこともある。

就職するのが怖くなりチャットにハマったから

一度就職したものの仕事が長続きしませんでした。

それから就職するのが怖くなり、アルバイトの面接を受けては2か月ぐらいで対人関係で嫌になり辞めていました。

それを繰り返しているうちに「自分は働けない人間なんだ」と思い込んでいました。

その頃ニートという名称すらも無かったのですが、一番の理由はチャットにハマった事だと思います。

夜11時から毎日チャットルームで特定の人たちと夜中まで会話していました。

それから抜け出せなくなりました。

仕事が大変でしばらく働きたくないと思ったから

私がニートになった理由は、その前まで働いていた仕事がすごく大変な仕事で、心も体も疲れ切って、辛くなってしばらくは働きたくないと思いました。

そしてその次に自分がどんな仕事をしたいのか、何をしたいのか、見つけることが出来なかったので、そのまま実家に居候してニートになってしまいました。

最初はニートになろうとは思っていませんでした。

ただちょっと休みたい、ちょっとだけゆっくりしよう、という気持ちだったのですが、それがついつい長引いてしまいました。

会社に対応出来なかったから

理由は入った会社の業務や環境についていけず退職したからです。

元々対人面で不器用な部分がありましたが、入った会社が自分が想像していた以上に協調性を求められる場所でした。

また、完全に学生気分が抜けてませんでしたので随分子供っぽい態度、もしくは、大先輩達に囲まれて緊張しすぎて空回りをして周囲にうまく溶け込めませんでした。

そういった事がトラウマになり退職し、しばらくは何もする気が起きずニートになりました。

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