手遅れのニート状態とは、今から社会復帰は難しく生きていくことも難しいという状態です。
ニートのタイプにもいくつかあり、幼い時からその気質を持つ人・成長していく中でいじめやトラブルでニートになった人・社会と適応できないなど様々にあります。
しかしどれも放置しておくと手遅れの状態になりかねません。
なぜ手遅れになるのか
ニートの多くは無気力で行動が出来ない方が多く、その状態をずるずると引き延ばしてしまいがちです。
引き延ばせるときは問題ありませんが、年数がたつにつれて状況も変わり立場も変わってきます。
ニート本人の場合では年齢が上がり無職の期間が長くなることで就職は難しくアルバイトも社会と触れる機会が少ないためハードルが高くなります。
ニート中の生活についても家族が働いており収入があれば大丈夫ですが、家族の退職やリストラなど収入が落ちた時にニートを養えるほどの余裕があるとはわかりません。
また世話をしてくれる人が病気や事故・怪我・無くなるといった不測の事態が起こったときに何もできないでしょう。
唯一の居場所が家庭なら次第に疎まれたり邪魔扱いされる可能性もあります。
時間が過ぎるほどにニート本人と周りの環境が変わっていき、何をするにも手遅れの状態になりかねません。
手遅れにならないためには
ニート期間が長くなるにつれてそこからの脱出は難しくなります。
それを防ぐためにはどんな形でもいいので社会とのつながりを持つことです。
友人でもインターネットでも近所の方でもなんでも問題ありません。
家族のように特定の人としか関わらないとその中の世界でしか生きることが出来ず、基本的な対人関係の築き方やスキルごと失いかねません。
そうなると社会で生きていくには障害が大きすぎるため、可能な限り幅広くいろんな人と関わり、ニートの世界を広げることが大切です。
またそれも時間が経過してからでは手遅れになりかねないため、出来るだけ早くから行動を起こさなくてはなりません。
ニートにはサポートが必要
手遅れにならないために社会とのつながりも大事ですが、それ以上に家族のサポートも大切です。
ニートは重症化すると無気力で何もできない状態となり、そこから自力で立ち上がりやり直すということは困難です。
またもしそのきっかけがあっても家族が冷たいとそれだけで心が折れて諦めかねません。
もしニートが前向きに何かを始めたり行動を促すときは、叱咤するのではなく優しいサポートとフォローが大切です。
それが手遅れになる前に行うべきことです。
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