ニートは更生施設を利用して脱出するのも良いかもしれません。
両親や兄弟姉妹からの説得があっても学校にも行かずアルバイトさえもしない人間、仲の良かった友人からの励ましも無視をして引きこもるニートがいます。
そんなニートの助け舟として存在するのが更生施設です。
意外と知らなかったニート脱出の為の更生施設の存在について知って欲しいです。
更生施設を利用してニートからの脱出したケースが多々あります。
更生施設にも色々あります
ニートでも全く健康状態に問題がなく、親のお金を使って遊んでいるようなニートであれば、両親が子離れしてその子を突き放すのみです。
そうではなくて、ニートでも完全な引きこもり状態であったり、引きこもり期間が長く精神に異常を引き起こしているケースでは更生施設の利用が良いと思われます。
更生施設にも完全に寮に入寮して集団生活をするスタイルや、就労移行支援制度を利用して社会との繋がりを取り戻すスタイルがあります。
どちらのタイプにするかは、ニートである本人の健康状態が大きく影響します。
精神を病んでいて、障害者手帳を持っているかどうかです。
集団での寮を選択した場合
ニートである本人が通院や通学など出来ない場合などは、更生施設でも寮が理想です。
寮においてこれまでの不規則な生活から規則正しい生活に戻します。
また集団生活を行いますから、他人との会話やグループワークを通して、社会におけるコミュニケーション能力を一から身に付けて行きます。
こういった寮の場合、入会費が約20万円、月の寮代が約20万円とそこそこの値段がかかります。
期間は個人差がありますが、半年ぐらいかけて寮に滞在し心身共に落ち着くまでが理想です。
お金に余裕があるのであれば、1年以上かけてゆっくりと社会に適応するのも良いです。
就労移行支援制度を利用する場合
就労移行支援制度も更生施設の1つと言えます。
これは国からの助成金でなりたっていますから、障害者手帳を持っていれば無料ですし、そうでなくても寮生活よりかは安くて済みます。
長いニート生活をしてる方ですと、精神病だけでなく元々発達障害を持っている可能性も高いです。
一度病院で問診や診察を受ければ、障害者手帳が手に入るかもしれないです。
障害者手帳さえあれば就労移行支援制度は完全に無料です。
障害者手帳が無い場合ですと、世帯収入により異なりますが、月に1万円から4万円ほどかかります。
この施設では寮以上に仕事に就く為のトレーニングを受けられます。
最長で2年間のトレーニングになります。
履歴書の書き方、面接の受け方、パソコンの使用方法など、実際の就労で役に立つトレーニングメニューとなっています。
ニートである人間も本当は変わりたい
ニートから脱出し社会で働いて、社会人として自分も活躍したいという思いはどんなニートも持っています。
ただそのキッカケ作りが出来なかったりその一歩が踏み出せないのです。
まずはリハビリとして周りのサポートを受けながら更生施設を利用してみるのもありだと思います。
ニート経験者にニートを更生施設に入れるのはどう思うか聞いてみた
ニート経験者達にニート更生施設について聞いてみちゃいました。
社会復帰に近づくならあり
更生施設までいくと少し大げさな感じもしますがニートが善か悪かは置いておいて、社会復帰に少しでも近づくならそれもありかなと思います。
ニートという存在が働いている人からみて異様な状態なら、頑張れの一辺倒ではなく、周りが救いの手を差し伸べる事も大切だと思います。
ニートの問題は、日本が抱えている大きな問題の1つとしてよく見ます。
柔よく剛を制すではありませんが、ニート支援の方々が優しく手を差し伸べてほしい。
自分の場合、更生施設はうんざりすると思います。
必要があるならいいが
構成する必要があるならそういう施設に頼るのも良いかもしれませんが、自分が何をしたら立ち直るのか、立ち直るのに必要なものがなんなのかを考えてからの方が良いと思います。
更生施設がどんな感じものかを知らないのでわかりません。
なので、なんとも言えませんが、必要なのは自分で自分の生き方をちゃんと見抜くことではないでしょうか。
それには仕事や、いい人間関係は必須ですので、そこらへんをなんとかしていけば何かが変わるかもしれないです。
意味的にはニートでなくなる
答え→ニートではなくなる。
国語辞典によると社会的に好ましくない状態にある人を収容し、更生させる施設、とあります。
更生施設なので更生するための何かしらのトレーニングが行われるはずです。
ニートとはNot in Education, Employment or Training, NEET、就学・就労・職業訓練のいずれも行っていないことを意味する用語ですので、職業訓練に従事することでニートではなくなります。
そこで何かきっかけをつかんで、社会復帰の足がかりにできれば素晴らしいですね。
場合によってはうまく機能
ニートを更生施設に入れるとどうなるか、これも人それぞれだとは思いますが、場合によってはうまく機能するのではないかと思います。
ニートの中には「社会復帰したいけど、今更どうしたらいいかわからない。求人に応募してもどうせ採用されないだろう。」という考えの人が多いのではないかと思います。
いきなり社会に出て働くのではなく、まずは更生施設などで同じような境遇の人たちと話したり、一緒に何か作業をしたりしつつ仕事先の紹介や斡旋があれば、その先の一歩を踏み出せるニートは少なからずいると思います。
生活習慣は規則正しくなる
更生施設がどんなものかのイメージがパッと思い浮かばないのですが、世間一般の印象で言うならば、多分規則正しい生活習慣などを身につけさせるものなのでしょう。
その意味で言うならば、これは効果があると思います。
ニートには不規則な生活になりがちな人も多いと考えるからです。
その施設の環境の程度にもよりますが、確実に生活習慣は規則正しくなるでしょう。
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