私は引きこもりニートになるという問題を起こしました。
原因は学生の頃に心の病を発症したことです。
同級生はみんな高校に行っている間、私は学校をやめて自室に引きこもってゲームばかりをしていました。
いわゆる完全に問題児です。
そしてほぼ完全にニートに落ち着いたのが、17歳から30代にかけての時期です。
その間もバイトを頑張ろうと考えていたのですが、どんな会社へ行ってもどうも長続きすることがありません。
そんなニートな私が実家にいるせいで、家族を巻き込んで諸問題を発生させてしまいました。
親戚の間で問題児扱い
当時住んでいた実家は、常に人が集まってくるような賑やかな家でした。
しかしこれはニートにとって大問題でした。
夜になると食事時になるので、人が集まっている場所に行って食事を貰いに行かなければいけません。
しかし精神的に人に会いたくない状態のニートなので、人前に出るだけでもやっとの思いです。
親戚が大勢集まってくるようなことも、数カ月に一回くらいの頻度でありました。
その時も私だけ自室に引きこもってゲームをしているかテレビを見ていました。
インターネットも導入していなかった頃は、ただひたすらゲームかテレビといった感じでした。
当然ながら、親戚の間中で私が引きこもっているニートであるという話が話題になって問題児扱いです。
しかもそんな会話が、下の部屋から聞こえて来たりするからたまったものではなかったです。
親戚のなかで浮いた存在となり、ただ挨拶をするだけ、それ以上の付き合いはしなくなりました。
家族にとって私という存在は負の問題であり、疎ましく感じていたことでしょう。
家族を避けるようになった
家族がリビングで食事をしているとき、自分一人だけダイニングテーブルで食事をするようになりました。
さらに情況が悪化すると、家族の会話も聞きたくない状態になって、食事を自室に運んで食べるようになりました。
家族は別に何も言っていませんでしたが、たしかに後々になって考えれば普通ではなかったです。
家族は最初一緒に食べようとか言ってくれましたが次第と言わなくなっていきました。
インターネットを自室に引いた頃から特に自分一人の時間が増えました。
在宅ワークでニートから脱出した
ニートからの脱出が成功したのは、在宅ワークについて本気で考えはじめたからです。
自宅で稼ぐという発想は誰も与えてくれなかったので時間がかかってしまいました。
今はもう私が悩ませてしまった両親はいませんが、時々あのニートの時にああしていればよかったと後悔することがあります。
いまは何とかニートじゃなくなり、自活できている状態です。
しかし思い返せば問題が緩和するまで随分遠回りや寄り道をしたなと思い起こしています。
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