コールセンターのアルバイトはきついという話を良く聞きますが実際どうなのでしょうか。
時給が割と高い事も多く、座り仕事なので楽なバイトだったらやってみたいという人も多いと思います。
そこで実際にコールセンターのアルバイト経験がある方々に色々と質問してみました。
コールセンターのアルバイト経験者の30代後半女性に聞いてみた
アルバイト内容には着信と発信がある
コールセンターでのアルバイトは、発信と着信との業務があります。
きつい内容かどうかは業務内容によって違うのですが、色んなお客さんがいるのでどんな仕事であってもお客さんの当たり外れで、仕事がキツいと感じる事があると思います。
仕事内容は、発信では、例えば何かへの入会の誘いであったり、保険に入らないかという内容の事をこちらから電話をして話をすることになります。
着信というのはテレフォンショッピングで欲しい物があって、それを購入するために電話を掛けてきた人の対応をすると言うことになります。
同じコールセンターの仕事であっても、この違いで仕事内容は大きく変わります。
アルバイトの人は、管理してくれる人に指示に従ってこの仕事を業務時間に行います。
慣れたらやり取りが楽しく感じる
慣れるまではとにかく大変です。
業務に就く前には練習ももちろんしていますが、実際に業務が始まると自分がバイト1日目であっても、そんなこと関係なくお客さんとの一対一のやり取りになります。
そんな大変な時期を乗り越えればだんだんと要領が掴めてきて、電話でお客さんとの会話業務をこなし、また次のお客さんの電話対応をしてと言う流れがスムーズに出来るようになり、お客さんとのやり取りが楽しいと感じられます。
お客さんとのやりとり数がやりがい
コールセンターでのアルバイトのやりがいは、自分が一日にどれくらいお客さんとのやり取りをしたのかと言うのが数字で分かった時だと思います。
慣れるまではお客さんとのやり取り、その後の処理、そしてまたお客さんとの会話を始めるための準備などに時間がかかってしまいます。
ですが慣れてくると全ての作業がスムーズになり、自分の業務がかなり数をこなせるようになります。
そのように自分の仕事が目に見えるとやりがいを感じます。
意思疎通が上手くいかないときつい
コールセンターのアルバイトは、自分が上手く仕事を進めたいと思っても、なかなか上手くいかない日もあります。
人対人と言うこともあって自分の対応しやすい相手やしにくい相手がいます。
なので、たまたま自分の苦手とするお客さんとの応対で、意思疎通が上手く行かずに怒られることもあります。
こちらの説明が伝わらず説明に時間がかかってしまうこともあります。
そのようなことがあった日には、仕事がきついなと感じてしまいます。
臨機応変に会話できる人にオススメ
会話を楽しめる人はこのアルバイトに向いていると思います。
黙々と作業をして、自分のペースを乱されたくない人には、この仕事がきついと感じて向かないと思います。
人と会話をして楽しいと思えたり自分の思い通りに行かなくても、その場その場で臨機応変に対応できて、その場所での楽しみを見つけられる人であれば、毎日変化があるコールセンターでの仕事を楽しめると思います。
また毎回違うお客さんとの会話なので、会話のスキルが上がるのも良いポイントです。
求人数も多くバイト代も高いが慣れるまできつい
コールセンターでの仕事というのは多く求人が出ていますし、アルバイト代もそこそこ高いです。
なので軽い気持ちで応募してみて、始めてみると自分のイメージと違って、きつい仕事内容だと感じることもあると思います。
慣れるまで頑張ろうという気持ちで最初のきついのを乗り越えてみて、そこで自分が楽しいと感じられるかどうかを見極めることが大切だと思います。
また、始める前に会話の練習をしたりすると良いと思います。
コールセンターのアルバイト経験者の40代前半女性に聞いてみた
商品の窓口対応をしていた
テレビCMで紹介される保険商品の申込を受けるコールセンターで短期限定のアルバイトをしました。
待機しているオペレーターに対して順番にコールが回ってくるので、自分の電話機に受信のランプがついたら応答します。
応答の仕方や入電してきた方からの問い合わせ内容によってどう対応すべきか、事前にマニュアルを渡され説明されているので、難しいことはありません。
申込をしたいと希望される方の個人情報を聞き、画面に入力しパンフレット送付という一連の流れがあるので何もきついと思うことはありませんでした。
また、単純な質問以外の場合は専門部署へ取り次ぐことになっていたので、コールセンターのオペレーターは最初の窓口的な対応だけです。
窓口対応なので突然クレームを受けるというようなことも全くありませんでした。
電話対応マナーを知れたり色々な人と会話できるのが楽しい
自分のところに入電するまでは待機なので、気楽に仕事できる点が良かったのと、実際電話越しでお話しすると様々な方がいて、いつもだったら知合わないような人とコミュニケーションできる点は楽しいと感じました。
また、コールセンターでアルバイトすることで基本的な電話対応のマナーや作法、取り扱う商品についての詳しい情報を勉強することになったので、自分にとっても新しい知識として学ぶことができました。
次回のコールセンターでアルバイトしようと思った時にも役に立つと感じました。
電話件数の日々の比較にやりがい
個人的にやりがいを感じていた点は、コールセンターで自分が担当したオペレーション件数が何件だったかという数字を日々比較していたことです。
件数が多ければそれなりに達成感を感じましたし、件数が少なければ翌日はまた頑張ろうと思うことができました。
またコールセンターのアルバイトをすることで電話対応に慣れ、相手の方により理解してもらえるような話し方や説明ができるようになり、お礼を言ってもらえると仕事のやりがいを感じることができました。
ヒマな時とからかい電話がきつい
コールセンターのアルバイトできつい点は、入電がなさすぎて待機時間が多くなってしまうような時間帯です。
待機時間が長いとぼーっとしてしまい、突然の入電に慌ててうまく対応できなかったということもありました。
その他に、稀ですが暇つぶしやからかいでコールセンターに電話をかけてくる人というのがいて、最初にどう対応しても、埒が明かないような時はきついなと思うことがありました。
ただあくまでもアルバイトの立場ですから、困った時にはグループのリーダーが常に助けてくれましたのでそこまで大変なことはありませんでした。
パソコンは苦手だけど事務作業を希望している人にオススメ
電話対応が苦手ではなく、単純なオフィスワークを淡々とこなしていくことがきついと感じない人にはおススメです。
逆に電話対応が苦手でもマナーや作法、基本的なところを学びたいと思っている人、電話で相手と話すということに慣れていきたいと思っている人にもおススメです。
力仕事や動き回る仕事ができないので事務作業を希望している、しかし書類作成などのパソコンを使った業務は苦手という人にもおススメできます。
コールセンターのアルバイトは最初さえ慣れてしまえばどんな人にもできる快適なお仕事です。
意外とメンタル的にきつくないのでオススメ
コールセンターと聞くとルールが厳しいのかな、お客さんに怒られてメンタル面がきついんではないだろうか、など思う人もいるかもしれませんが一切そんなことはありません。
丁寧に仕事内容を教えてくれる研修時間もありますし、電話やパソコン操作などを試しに練習する時間もあります。
電話越しに見えない相手とコミュニケーションをとる、直接会話をすることが楽しくなっていく仕事でもあります。
また体力に自信がなくても、コールセンターなら無理なく働くことができますのでかなりおススメなアルバイトです。
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