近年増加しつつあると言われているニートが、どういう意味なのか実は正確に理解していない人が多いのではないでしょうか。
ニートというのは、基本的に働いていない人のことを指します。
しかしニートの意味というのは、ただ働いていないだけではありません。
ニートと呼ばれている人は、ある条件はを満たしていないといけないのです。
働く意思の有無
働きたいと思っていても、面接に落ちてしまい働くことができないという人も多いとされています。
しかし、働く意思があるのに働いていない人というのは、ニートとは言いません。
ニートの意味というのは、働く意思もなければ、働くための行動を何もしておらずに一日を過ごしている人のことを言います。
求職者というのは、無職であるのですが、働かなくてはと焦りを感じている人ので、ニートの意味にはかかっていません。
そのため、ニートの意味というのは、働く意思が本人に全くないことというのがポイントとなります。
ニートの意味というのは、時には勘違いをされることも多く、就職活動をしている人などに対して、ニートだと言う人も多いとされています。
しかし少しでも働く意思があり、何らかの就職活動をしているのであればそれはニートだとは言えません。
働くことができるか否か
働いていない人のなかには、病気などが原因で働くことができない人というのは、多いとされています。
病気などが原因で働くことができない人というのは、ニートとは言いません。
ニートの意味というのは、健康体であり、働くことが出来る能力があるにも関わらず、働いていない人のことを言います。
体は健康なのに、働きたくないという意思を固めている人というのを、一般的にニートと言います。
病気のなかには体の病気だけではなく、心の病気も含まれています。
鬱などによって、働くことが困難である状態で仕事をしていないとしても、それはニートとは言わないのです。
心身ともに健康体でありすぐにでも働くことが出来るような人が、働くことを拒否している状態というのがニートだとされています。
年齢が34歳まで
ニートと呼ばれる人に年齢制限があることを知らないという人も多いのではないでしょうか。
ニートというのは、15才から34才までの人のことを言います。
ニートの基本的な意味には、働き盛りであるにも関わらず、行動に移していない人のことを表しています。
15才から34才までの人というのは、働いてはいなくても、仕事のために学問を頑張ったり、職業訓練などに励む人というのが多い年頃です。
その年頃にも関わらず、働くことも、働くために学ぶこともしていないという人がニートの意味として表されています。
そのため35歳以上で仕事も職業訓練などもしておらず、働く意思がない人はニートと呼ばず、無職と呼ばれています。
頑なに働くことを拒絶する
ニートの意味としては、働かないというよりは、働くことを拒絶している人のことを言います。
周りから働くようにと諭されたとしても、頑なに拒絶しますし、仕事のはなしをもらったとしても、働く意思がないため、頑なに拒絶します。
ニートというのは、『働いたら負け』だと思っている人も多く、働くことで個性を失われてしまうと感じている人が多いとされています。
ニートの意味というのは、働くことが出来るのに働かなかったり、働くために努力することもしていない人のことを表しています。
しかし、それ以上に働かない自分というのに個性を感じていて、ある意味では働かない自分に対して誇りに思っている人も中にはいます。
といってもほとんどの人は働かないといけないと思いつつも、勇気が持てずニートから脱出できない人が多いといえるでしょう。
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