ニートが劣等感を感じる理由とその対処方法

ニート 劣等感
ニートになると劣等感を感じる事が増えてきます。

仕事がないという事は思っている以上に精神的にきつい状態でした。

私がニートになった時、特にする事がなかったため半分引きこもり状態でした。

特に外に出かけなくても困る事もないし、そもそも外に出るような用事がないという感じです。

そしてそれが日常になってくると、だんだん外に出ること自体が嫌になってきました。

そうなると結果的に常に劣等感を感じている状態になってしまったのです。

ニートの感じる劣等感

他の人は毎日仕事に出かけるのに自分は仕事をしていないという劣等感を感じていました。

ニートや無職になると外に出かける用事もないので、家の中に一日中いるという事が多くなります。

そしてそれがニートの持つ劣等感につながっていくのです。

家族からも無言のプレッシャーを感じる毎日で、早く就職しなくてはという焦りもありました。

更に世間の人のニートに対する視線も厳しいものでした。

そんな生活をやっているとニートである事の劣等感はかなりのものになります。

世間の人が働いている中で自分だけ仕事がない事に対する劣等感、どうせ自分はだめだ、もともとこんなだめな存在なんだという自己否定につながりました。

ニートであることの劣等感を少しでも軽くするには

ニート 劣等感
私がニートを経験したうえで、劣等感を少しでも軽くするにはどうすればいいか、何をすればよかったのかを考えてみました。

仕事がなく毎日家にいる事が劣等感を抱き始めるきっかけになるのなら、家の外に出かけなくてはいけない用事を作ればいいのです。

時間のある時にしかできないボランティア、身近な事では晩御飯の買い出しでもいいです。

とにかくする事がある状態を作ること、それが家の外に出かけなくてはできない事であるならなお良いと思います。

少し荒療治でもありますが、家の外とつながる状態を少しでも保つこと、自分をごまかすための、しなければならない事が自分にもあるという事、それを持つだけでもニートとしての劣等感は少しでも軽くなります。

現ニートや元ニートに劣等感があるか聞いてみた

001 劣等感は、以前学生の頃はかなりありました。

こんな自分はどうしようもなく駄目な人間なんだと、ずっと感じていました。

ですが一度社会に出てみると社会に適応するのに必死になるので、劣等感を感じるヒマがなく今まできているので今のところは大丈夫です。

002 劣等感はどうしても拭えません。

これまで普通に働いてきたはずなのに、どうして何もできなくなってしまったのか、やる気が起こらなくなってしまったのかと自分を責めてしまいがちだからです。

自分を責めても解決にはならないのですが、一度転職を失敗してしまったため自信が持てずにいます。

003 劣等感はすごく感じていて周りの大人たちどころか、学生も学校終わりにアルバイトをして、みんなちゃんと仕事をしているのになんで私は…と毎日考えてしまいます。

私には何ができるのだろう、なんだったら出来るのだろうと思って悩んでしまいます。

004 劣等感はかなりありました。

同級生の友達が会社員として昇進して成長している話を聞くたびに、仕事をせず家にいるだけの自分だけが取り残されている気がするので、悔しいし苦しいと感じました。

特にイヤなのは親戚などが優良企業で頑張っている話を聞かされることです。

005 外に出られないくらい劣等感があります。

外では誰もが一生懸命働いています。

自分自身が恥ずかしくてたまりません。

もうどうなってもよいから仕事させてくださいという感情がでてきました。

ですが新しい環境に足を踏み出す勇気がなかなかでなくて、行動をおこせませんでした。

それも劣等感からだと思います。

私のコメント

ニートや無職でいるとどうしても劣等感を感じてしまうのが普通の人間です。

むしろそういう感情が起こらなくなったら逆に危険信号だと思います。

なぜなら劣等感を感じるという事はまだ普通の常識ある人間であるという証だからです。

負い目を感じる心がある限りはきっといつかニートから脱出する事が出来ると思います。

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