私はニートなので結婚していません。
結婚していたら、仕事を辞めていただろうかと時々考えます。
たぶんパートナーが慎重に考えた方が良いと忠告してくれた事でしょう。
退職した職場の上司でさえ、退職した後の事を心配してくれました。
しかしその時の私は、とにかく仕事を辞めたいの一心。
後に不安障害を患い、心身の調子を大きく崩していて冷静な判断が出来ない状態だったと知りました。
休職という手段があったと後で後悔しました。
もし結婚していたら退職を踏みとどまり、休職という選択肢を積極的に検討したかもしれないと思います。
ニートになった結果
ニートになると最初のうちは気楽です。
煩わしい人間関係から解放されます。
仕事が辛いと感じるのは、職場や仕事を通して関わる人間関係が面倒だからです。
そうした人間関係に悩まされずに済むのがニートです。
仕事で貯めたお金がある間は、ニートはそれなりに楽しいものです。
特に精神的に参って退職した場合、最初の2~3ヶ月は「自由」を満喫した気分になります。
しかしもし結婚していたら、自由という感覚はあまり無かった事でしょう。
結婚していたらニートになっても脱出しようとするはず
結婚していたらもしニートになっても、相手や相手の家族がニート脱出を早々に促す事でしょう。
なぜならニートは社会的に認知された立場とは言えないからです。
どこか後ろめたいものがつきまとうのがニートです。
仕事がない、仕事を求めようとしない。
それは勤労を尊ぶ日本社会では、異質という以上に許されない事という感じです。
後ろめたさに悩むようになるのは独身の場合結婚しているケースより半年ほどは遅れる感じです。
半年ほど経つと仕事への熱意が失われていきます。
求人を調べるようになるのが、半年以上遅れると転職の壁は2倍どころか、4倍以上高く感じられるようになります。
しかし結婚していたらその壁を乗り越えて、とにかく前に進まなくてはならないという気持ちが生じるかもしれません。
けれど独身だとどうしても後ろ向きになりがちです。
なぜなら他人の生活の責任を持たなくていいからです。
結婚していないとニートになるのも気楽。
ニートと非婚は悪循環をもたらす
ニートからの脱出には、思い切って結婚してみるのが実は何よりの良薬かもしれません。
自分以外の人の責任を持つ事、自分よりも大切にしたいと思える人と一緒になる。
それが結婚です。
結婚はニートを脱出してから考えるのではなく、ニートを脱出するためにするものという考え方も出来るかもしれません。
そう発想を転換して、結婚にポジティブになれたら仕事にも積極的になれると思います。
といっても実際問題、現状がニートの人と結婚しようと思う人はごく少数なのが難しい所ですけどね。
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